2026年09月11日

「姿勢を良くすると痩せる」
「猫背や反り腰を改善すると代謝が上がる」
このような話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ダイエットをしている方の中にも、
「体重は落ちたけれど、お腹が気になる」
「痩せたのに思っていた体型にならない」
「運動しているのに身体のラインがきれいに見えない」
と悩んでいる方は少なくありません。
そこで関係してくることがあるのが姿勢です。
ただし、最初に知っておきたいのは、
姿勢を改善するだけで体脂肪が大きく減るわけではありません。
体脂肪を減らすためには、食事・活動量・運動などによってエネルギーバランスを整えることが基本です。
では、なぜダイエットに姿勢が関係するのでしょうか?
今回は、姿勢とダイエットの関係について解説していきます。
姿勢を改善すれば痩せる?
結論からいうと、
「姿勢改善=体脂肪が落ちる」ではありません。
例えば猫背を改善したからといって、それだけで数kgの脂肪がなくなるわけではありません。
反り腰を改善したからといって、急に消費カロリーが大幅に増えるわけでもありません。
体脂肪を落とすためには、基本的には摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが重要です。
そのため、
「姿勢を改善すれば食事を変えなくても痩せる」
という考え方はおすすめできません。
しかし、姿勢を改善することで、ダイエットとは別の角度から身体の見え方や動きやすさが変わることがあります。
ここが重要です。

姿勢とダイエットの関係① 身体の見え方が変わる
同じ体重・同じ体脂肪率でも、姿勢によって身体の見え方は変わります。
例えば、
- 腰の反りが強い
- お腹が前方へ出ている
- 肋骨が前方へ開いている
- 肩が前へ出ている
- 頭が前方へ出ている
といった状態では、実際の体脂肪量以上にお腹が出て見えたり、身体が丸く見えたりすることがあります。
逆に身体全体の位置関係が変わると、体重が大きく変わっていなくても身体のラインが変わって見えることがあります。
だから、
「体重は落ちたのに、見た目が思ったほど変わらない」
という場合には、さらに体重を落とすことだけではなく、姿勢も一度確認してみる価値があります。
姿勢とダイエットの関係② ぽっこりお腹
特に姿勢の影響が分かりやすいのがお腹です。
ぽっこりお腹を見ると、
「脂肪が多い」
「腹筋が弱い」
と思ってしまいがちです。
もちろん体脂肪が原因の場合もあります。
しかし、
骨盤・腰椎・胸郭・肋骨などの位置関係によって、お腹が前方へ出て見えていることもあります。
例えば腰を強く反って立っていたり、肋骨が前方へ開いていたりすると、腹部が前へ押し出されたように見えることがあります。
この場合、体重だけを落とし続けても、思ったような見た目にならないことがあります。
だからこそ、
「お腹が出ている=もっと痩せなければいけない」
と決めつけないことが大切です。
姿勢とダイエットの関係③ 身体を動かしやすくなる
姿勢改善で重要なのは、見た目だけではありません。
Re-Routineでは、姿勢改善を**「きれいな姿勢を作ること」だけとは考えていません。**
例えば、
股関節が動きにくい
↓
スクワットで腰を使ってしまう
胸椎が動きにくい
↓
腕を上げると腰を反ってしまう
足首が動きにくい
↓
しゃがむ動作を別の場所で補う
というように、身体の一部が動きにくいと、別の場所でその動きを補うことがあります。
必要な関節が動き、身体をコントロールしやすくなることで、トレーニングそのものを行いやすくなる場合があります。
結果として、
「運動するとすぐ腰がつらくなる」
「スクワットがうまくできない」
「筋トレすると肩や首ばかり疲れる」
といった方でも、その人に合った運動を続けやすくなることがあります。
姿勢とダイエットの関係④ 筋肉を使いやすくなることがある
筋力トレーニングでは、ただ重りを動かせばいいわけではありません。
例えばスクワットでも、
股関節を使えているのか。
膝や足首はどう動いているのか。
腰で必要以上に動きを補っていないか。
によって、身体への負荷のかかり方は変わります。
身体の動きを整えることで、狙いたい筋肉を使いやすくなったり、トレーニングを安定して行いやすくなったりすることがあります。
これも「姿勢を改善すると脂肪が燃える」という意味ではありません。
むしろ、
身体を動かしやすくする
→ トレーニングの質が上がる
→ 継続しやすくなる
という間接的な関係として考える方が適切です。
姿勢が良くなると代謝は上がる?
「姿勢を良くすると代謝が上がって痩せる」
という話もあります。
しかし、ここも少し注意が必要です。
姿勢を変えただけで、基礎代謝が大幅に上がるとは考えにくいです。
ダイエットで代謝を考えるなら、
- 長期間の極端な食事制限
- 筋肉量
- 日常の活動量
- 運動習慣
- 睡眠
- 食事量や栄養状態
など、さまざまな要素を見る必要があります。
Re-Routineではダイエットにおいて代謝が働きやすい身体づくりを大切にしていますが、それを「姿勢さえ良くすれば代謝が上がる」という意味では考えていません。
姿勢改善は、身体を動かしやすくして、筋力トレーニングや日常活動を続けるための土台の一つと考えています。
「痩せたのに体型が気になる」なら姿勢も確認する
ダイエットでは、どうしても体重に目が向きやすくなります。
例えば、
60kg → 55kg
まで落ちたのに、
「まだお腹が気になるから、あと5kg落とそう」
と考える方もいます。
もちろん、本当に体脂肪をさらに減らした方がいい場合もあります。
しかし、すでに体脂肪が十分に減っているのであれば、さらに食事を減らすことが最善とは限りません。
その人が気にしている見た目に、
姿勢・筋肉量・身体の使い方
などが関係している可能性もあります。
体重だけではなく、
「なぜこの身体のラインになっているのか?」
を見ることが重要です。
40代・50代のダイエットでは「体重だけ」を追わない
特に40代・50代では、若い頃と同じように、
「食事を大幅に減らして、とにかく体重を落とす」
という方法を繰り返すことには注意が必要です。
年齢とともに活動量や筋肉量が変化している中で、さらに極端な食事制限を行えば、必要な筋肉まで失ってしまう可能性があります。
10代・20代では多少無理をしても身体がついてくることがありますが、それが身体にとって良い方法というわけではありません。
40代・50代では特に、
体重を落とすことだけではなく、筋力・姿勢・動きやすさ・体力まで含めて身体を作っていくこと
が大切です。
「何kgになったか」だけではなく、その身体でどう動けるか、どう見えるか、どう過ごせるかまで考えていきましょう。
姿勢改善だけでも、ダイエットだけでもない
Re-Routineでは、
ダイエットする人
と
姿勢改善する人
を完全に別のものとして考えているわけではありません。
例えば、
「痩せたい」
という目的で来店された方でも、身体を確認すると、
反り腰が気になる。
股関節が動きにくい。
肩こりがある。
運動すると腰が痛い。
体力が落ちている。
といった別の課題が見つかることがあります。
だから、
体重を落とすだけ
ではなく、
その方が本当に変えたい身体に近づくために、今何が必要なのか
を考えます。
食事が必要なら食事。
筋力が必要なら筋力トレーニング。
姿勢や身体の動きが関係しているなら、そこにもアプローチする。
一人ひとり必要なものは違います。
Re-Routineはダイエットだけでも姿勢改善だけでもありません
Re-Routineでは、ダイエットをご希望の方でも、体重だけを確認してトレーニングを始めるわけではありません。
まず、
現在の体重・体脂肪
食生活
運動習慣
姿勢
身体の動き
痛みや不調
生活状況
目標
などを確認します。
そのうえで、
「今、この方には何が必要なのか?」
を考えてトレーニングや食事を組み立てます。
そして実際に取り組んだ結果を確認しながら、必要に応じて内容を調整していきます。
だからRe-Routineが目指しているのは、
ただ体重を落とすことではありません。
ダイエットをきっかけに、姿勢や体力、身体の動き、不調なども含めて、これから先も動きやすい身体を作っていくことを大切にしています。
まとめ|姿勢とダイエットは別物。でも身体づくりではつながっている
姿勢を改善しただけで、体脂肪が大きく減るわけではありません。
体脂肪を減らすためには、食事や運動、活動量などを整えることが基本です。
一方で姿勢は、
身体の見え方
ぽっこりお腹
身体の動かしやすさ
トレーニングのしやすさ
などに関係することがあります。
だから、
「痩せる」と「姿勢を整える」を完全に別々に考える必要もありません。
体重だけではなく、自分の身体全体を見ながら必要なことに取り組む。
それが、無理なく身体を変えていくために大切なことだとRe-Routineでは考えています。
年齢と体の変化
食事について
運動について
※今後も順次追加予定です。
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